ハロウイーン Halloween
2010.11.07
今年も子供たちは賑やかにハロウイーンを楽しみました。
思い思いに変装した子供たちを見てください。
子供を迎える大人たちも趣向をこらしてくれます。
中には家の前の芝生に穴を掘って、人が近づいてくると不気味な音楽とともに西洋風のお化けが飛び出したり、どこからともなく気味の悪い音楽が響いたり。
ほどほどのレベルの住宅街は親も安心ということもあって沢山の子供たちを大型の車に乗せてトリック・オア・トリーティングの遠征に出かけることもあります。
夜の気温は0度以下になることもある季節ですが、この夜ばかりはいつもに増して子供たちはみんな元気いっぱいです。
ハイファイブ High Five
2010.10.31
ハイファイブというのは、スポーツなどでプレーがうまくいった時などにプレーヤー同士が手のひらを開いて頭上にあげてパチンと打ち合わせることです。
特に何という理由がなくても”Give me Five”と言うことはあります。
ま、握手ではなくもっとカジュアルな挨拶程度に。
で、先日バンクーバーの路上で愛犬とハイファイブをしている女性を見かけてあまりかわいいので思わず写真を撮ってしまいました。
もちろん本人の許可を得て。
ちなみにこの通りの名前はアルバーニ通りと言って、有名なロブソン通りと平行に走っています。
最初は飼い主の誘いに知らんぷりのワンちゃん。
すこし気を取り直してハイファイブのポーズを。
3度目の正直です。これはしっかりハイファイブのポーズが決まっていますね。
サニーブレー Sunny Brae
2010.10.24
シュスワップ湖の北岸にサニーブレーという場所があります。
北岸ということは南向きの場所でビーチや州立公園、バイブル・キャンプなどがある場所です。
住宅地としても人気があり、湖から少し丘に登ったところに住宅地があります。町からすこし離れていることもあってどの住宅もゆったりめの敷地を持っているようです。
LCLHでもこのエリアに何棟かログハウスを建てたことがあります。
たまたま、サニーブレーに行く用事があったので以前に建てた家の前を車で通ってみました。
それぞれ健在そうでうれしかったです。
ブログでも何棟かご紹介いたします。
このハンドカットログハウスはもう築20年は経ちました。
サニーブレーは平坦地が少ない上に南斜面のため、湖が見渡せる立地が多いです。
湖の向こうがダウンタウンや私たちの家のある方角になります。
父のホッケー仲間の家です。
これは普通の2x4にログサイディングを貼った離れです。
アダムズ・リバーのサーモン遡上
2010.10.17
私たちの住む町から車で30分くらいの場所にあるAdams Riverという川は
サーモンが産卵のために大量に遡上してくることで有名です。
海から500kmもの場所まで遡上してきたサーモンは産卵を済ますと一生を終えてしまいます。
こうしたサーモンは森にすむ熊たちの格好の食料となり、その排泄物が森の木々の肥料となるという
大きなサイクルがあるそうです。
このサーモンの遡上をこちらではSalmon Runという呼び方をします。
10月の中旬をピークとして約3週間ほど見られます。
そして、2002年、2006年、2010年とまるでオリンピックのように4年ごとに
サーモンの遡上の多い年になることが知られています。
なかでも今年は100年ぶりの大量の遡上があると言われています。
アダムズ・リバーのサーモンの遡上を見る最適の場所はロデリック・ヘイグ−ブラウン州立公園で、
川沿いのトレイルはウオーキングにも最適でところどころに
サーモンの観察のためのデッキが設けられています。
駐車場のある広場には地元のファースト・ネーションズ(先住民族)の人々が
名物のバヌックという揚げパンを売るブースをだしたり、自然を愛するカナダ人たちの
楽しい集いの場となっています。
これが10月のアダムズ・リバー。
この時期はアスペンや白樺を中心とした紅葉が盛りを迎えます。
Sockeye Salmon は日本語ではベニザケ。きれいな赤い色で目立ちます。
産卵を終えたサーモンが河原にいっぱいです。
駐車場にはバヌック・スタンドやピクニック・テーブルがあります。
セルフビルドのログハウス
2010.10.10
日本でもセルフビルドでログハウスを建てるかたがいらっしゃると思いますが、ここサーモンアームでも私たちのマシンカットログでご自宅を建てられる方が時々いらっしゃいます。
今日は我が家の近くにお住まいのドクターWのお宅を訪問しました。
彼は私の父との偶然の出会いからセルフビルドのログハウスを建てることになりました。
私の父がウオーキング中に基礎をセルフビルドで作っているWさんを見かけて立ち話をするうちに、Wさんは本当はログハウスが好きなのだが高そうなので2x4で自宅をセルフビルドしようと考えているとのことでした。
そこで、父が工場直売のログシェルならそんなに高くはないから試しに見積もりだけでも出してみようかという話になって、実際に見積もりを出してみたら思ったほど高くなく、Wさんはログでセルフビルドをすることになりました。
今ではドクターWにはホームドクターとして私たちの家族の健康管理をしていただいています。
ドクターのセルフビルドのログハウスなんていかにもカナダらしい話でしょう?
Wさんは6人のお子様がいらっしゃって、男の子たちはみんなホッケーに夢中。
ガレージはホッケー練習場になっています。
そして家の裏にはプールもセルフビルド。
まるで奥深い森の中のような住まいですが、じつはダウンタウンまで車で10分という場所なのです。
ドクターWのご自宅の全景。基礎部分はフルベースメンとになっていて、その上にログハウス。2階は2x4構造にログサイディグです。
これが玄関へのアプローチ。道路から木立の中を50m位入ったところです。玄関横はダブル・ガレージになっています。
ガレージの中ではホッケーの練習中。
西側のデッキはハンドカットのポストとビームでデッキの屋根を支えています。
家の裏側にはセルフ・ビルドのプールがあります。
バンクーバー
2010.10.03
先週はバンクーバーへ出かけました。
広域バンクーバーは人口200万人とカナダで3番目に大きな都会です。
私たちの住むサーモンアームからは車では5時間くらいかかります。
バンクーバーへ出かけるときはたいていは車ですが、今回は友人の結婚式があり飛行機でバンクーバーに向かいました。
飛行機でバンクーバーへ行くには、サーモンアームから車で1時間ほどの場所にあるケローナ空港か、カムループス空港を使います。
私はケローナ空港からウエスト・ジェットというフレンドリーなサービスと格安運賃で有名な航空会社を利用することがおおいです。
車でケローナの空港まで行き、車を空港の駐車場において飛行機に乗り込みます。
飛行時間は50分ですからあっという間についてしまいます。運賃も59ドルから99ドルと格安です。
ひさびさに空から眺めたバンクーバーはいつ見ても素敵な都会です。
海に囲まれ、すぐ近くには高い山がそびえ、ダウンタウンには高層のビルが立ち並び、原生林がそのまま残されたスタンレーパークが市内にあります。
飛行機が高度を下げて広域バンクーバーのデルタ市にあるバンクーバー国際空港(YVR)に着陸するときにバンクーバー全体が見渡せます。
遠くにダウンタウンの高層ビルが島のように浮かび上がって見えます。
空港からダウンタウンへのアクセスも冬季オリンピック開催を機に開通したスカイ・トレインがとても便利です。
レベルストークのハンドカットログハウス建設現場より
2010.09.27
皆さんはレベルストークというスキー・リゾートの名前を聞いたことがありますか?
この町は私たちの工場から100km程度北東に位置しており周囲に雪質の良い山があることで有名です。
スキー場のサイズはコロラド州のアスペンを凌いでおり、BC州のウイッスラーと同等程度ということです。
ここ数年特に人気が出てきているようです。セルカーク山脈やモナシー山脈がすぐ近くにあり、ヘリコプタースキーなども人気が高いようです。
また、夏にはレベルストーク山の山頂近くの海抜1900メートル地点まで車で登れるSky Parkwayのほか、カヌー、フィッシング、トレッキングと様々なアクティビティーが可能です。
この町でハンドカット・ログハウスの組上げがあり行ってきました。建築中のこのログハウスは30代の若いカップルの自宅でレベルストークのダウンタウンから遠くない岡の上で建築が進んでいます。
一番下の写真がレベルストークの町のメインストリートです。
人口1万人にも満たない小さな町ですが、スキーファンやナチュラリストには魅力に満ちた町、それがレベルストークです。
工事が進捗した段階でまた写真をごらんいただきます。
「マシンカットログ 「6x8」と「8x8」」
2010.09.20
今週はパインのマシンカットログ8x8を製作しました。
8x8は見るからにどっしりとした重量感がありますね。
そして、だんだん8x8ログの人気が良くなっていくようです。
人気の秘密はなんといってもログの厚みが増すことで、強度が増し、断熱性能が増すことでしょうか?
その割に金額はさほど大きく変わらないのも魅力のひとつのようです。
私たちのマシンログはキルンでの強制乾燥ではなく、空気の乾燥した北部BC州で時間をかけてエアドライ(自然乾燥)させたものなので狂いが少ないことも大きなメリットです。
自然乾燥の間に原木のひび割れや、ねじれが発生しますので、8x8のログを製作するのは12x12(285mmx285mm)もの大きな原木から製作することになります。
しっかりしたパイン材の8x8の角ログの写真をご覧ください。いかにもどっしりした風格がありますね。数字の上では(6x8)140mmx184mmと(8x8)184mmx184mmの差なのですが、実際のログを見るとそれ以上の迫力の差があります。
「ネイチャー・トレイル」
2010.09.13
サーモンアームの面しているシュスワップ湖岸は230種類もの野鳥が観測される貴重なサンクチュアリーとなっています。SABNES (Salmon Arm Bay Nature Enhancement Society)という団体がこのエリアの貴重な自然を残すために活発に活動しており、その一環としてNature Trailを一般に開放して野鳥の観察や、ウオーキング、ジョギングなどに開放しています。関心のある方は下記のサイトを覗いてみてください。地図や野鳥の写真など豊富に載っていますよ。
特にフォトギャラリーは圧巻です。 → http://www.sabnes.org/index.html
自宅のすぐ眼の下にこのトレイルがあるのですが普段はなかなか歩く機会がなくてこの日曜日に早朝から往復8kmのウオーキングにチャレンジしてみました。
ワーフの駐車場に車を止めて歩き始めたのが日の出の6時30分ごろでした。東の山が赤く日の出に染まっていました。今は夏時間を使っているため、普通の時間だと5時半ということになります。ずいぶん日が短くなってきました。
歩いていくと所々でログでできたベンチやテーブルが目にとまります。すべてここをよく利用した方が寄付したものです。
途中、クリスマス・アイランドという島が目に入ります。島と言っても陸続きの部分があって時間があれば足を延ばすこともできます。ここにはオスプレーの巣があることで知られています。
トレイルを歩いて行くとこの島の前後にViewing PlatformとViewing Towerと呼ばれるボードウオークや同じく木でできた野鳥観察のためのやぐらがあります。
4kmというサインがネイチャー・トレイルの終点です。フェンスを通り、鉄道の線路を抜けるとレーベンという名前の住宅地になります。朝、このトレイルをジョギングでお仕事に向かう人もいます。
帰路をサーモンアームの町に向かって歩きます。もうずいぶん明るくなりました。この浅瀬に生える植物が鳥たちの繁殖の場となっています。
水の多いところにはまるで長い木の橋のようなボードウオークが作ってあります。途中に休憩のベンチがあったり、水草の中に小鳥用の巣箱があったりと楽しい場所です。
ワーフに戻ったのが7時50分でした。8kmを80分で歩いたことになります。久々にしっかり運動しました。さあ、朝食がおいしいぞ。
「Labour Day と“D” Dutchmen Dairyのアイスクリーム」
2010.09.06
9月6日はレイバー・デーといって夏休み最後のlong weekendの一日です。この祝日は9月最初の月曜日と決まっているため必ず土、日、月と3連休になるのです。今年は9月7日からは学校が普通に始まり長かった夏休みはおしまい。そういうわけで、私たちの会社のすぐ近くのシカムースというお店にあるDダッチメン・デイリーのアイスクリームショップは大賑わいです。店の前に泊る車もキャンピング・カーなども多く見受けられます。
先日ご紹介したデミルズと同じようにこの乳製品店にも小さな動物園が付属しています。たぶん一番人気なのが看板のかかっているロバのポンチョなのでしょうか。
また、店の奥の牛舎には沢山の乳牛たちがのんびりとたたずんでいます。ここはアイスクリーム店というよりは、牛乳やチーズなどを主体とした牧場を持つ乳製品工場なのです。
立地が国道1号線(Trans Canada Highway)のなかでも有名なリゾート地シカムースにあるために沢山の観光客が訪れる人気のスポットになっているのです。
店の前にはフルーツを売るスタンドもあれば、のんびり椅子に座ってアイスクリームを楽しむスペースもあります。
ちなみに、今日の最高気温は17度とかなり涼しいです。日本でいえば高原の涼しさといったところでしょうか。
「日本からのマシンカットログハウスの完成写真」
2010.08.30
6月と7月に工事の様子を伝えていただいた日本のログハウス工事現場から、完成したマシンカット・ログハウスの写真が送られてきました。
工事期間は2ヶ月半くらいだったのでしょうか、なかなかスピーディーな工事ですね。
玄関を開けると大きく広がる吹抜けのスペースはログハウスならではの太い無垢の木に囲まれた気持ちのいい空間ですね。
リビングスペースにはアクセントのハンドカットログの大黒柱がそびえています。
丁寧に手作業で削られたダグラスファーのログの表面は木目もとても綺麗です。
想像以上の仕上がりにお客様もご満悦とのことです。
玄関脇には薪ストーブが設置されています。断熱性の高いログハウスでは薪ストーブの暖房効果もより高まりますね。
それと、ストーブのガラスのドア越しに見える炎の揺らめきや、木の燃える香りがよさそうですね。
2階には屋根裏部屋感覚の個室と、ラグを敷いてゆったりとくつろげるロフトがあります。
窓からは一面に広がる田園風景を眺められるそうです。
たくさんの写真を送っていただいたので、弊社の実績写真のページにも加えさせていただこうと思います。
Y様ありがとうございました。また、いろいろな写真を送ってくださいね。
スタッフブログで紹介させていただきます。
それでは皆様 Have a great week end!
マシンカット・ログハウス
吹き抜けスペース
リビングスペース
屋根裏部屋感覚の個室
ゆったりとくつろげるロフト
「Forest Fire フォーレスト・ファイヤー」
2010.08.22
みなさんこの一番上の写真をご覧になって白い煙は何だと思われますか?
実はこれは何百キロも遠くで起きている山火事の煙がここまで漂ってきたものなのです。
森林大国のカナダでは毎年何千件もの山火事が発生しています。
そして、今日現在全部でなんと306もの山火事が進行中です。
件数的には10年平均並みとのことですが、今年は影響を受けている面積が2倍程度と大きいそうです。
自然保護の観点からは、山火事は森の新陳代謝に重要な役割を担っているということらしいのですが、貴重な森林資源を灰にしてしまうことにはもちろん抵抗感もあり、まして、民家や工場が近くにある場合にはなんとしても鎮火させなければなりません。
カナダ全土やアメリカから専門の消防隊員や消火用のヘリコプターが動員されています。
今年は、規模の大きい山火事があるため3年ぶりにMartin Martsという名前のwater bomber (消火用の水の爆撃機)も使われ始めています。
このwater bomberは火災現場近くの湖に着水して湖の水をたっぷり機体に詰め込んで空中から落下させ消火活動を行います。
破壊のための爆撃機ではなく火災を鎮火させるための用途に特化した飛行機なのです。
事務所から国道方面を見たところ、全体にうっすらと煙がかかっています。
山火事の1年後の様子。ジャックパインやロッジポールパインは山火事の熱がなければマツボックリの中の種が外に飛び出し芽を出すことができないそうです。また、古い森の表土の上にたまった倒木や落葉が灰になって土壌が肥えます。森の再生です。若い森は光合成を活発に行います。
これが山火事消火の力強い助っ人Martin Mars water bomberです。バンクーバー島の湖を拠点にしていますが、地元に帰ってくるのは3年ぶりです。この間は主としてカルフォルニア南部の山火事の消火にあたっていたとか。
「De Mille’s Farm Market デミルズ・ファーム・マーケット」
2010.08.14
毎年、夏になると私たちの住むサーモンアームには、シュスワップ湖で楽しむためにBC州やお隣のアルバータ州からたくさんの観光客が訪問します。
ここサーモンアームにはそんな観光客の人にも、地元に住む人にも人気の食品スーパーがあります。
自社の農場で作った無農薬野菜や、乳製品、肉製品、デリカテッセンなど新鮮な食品が人気なのですが、それだけでなく、ちょっとした動物園が隣接していたり、クラフトショップがあったり、コーンメイズというトウモロコシ畑の迷路があったりと、いろいろ楽しめてしまうのです。
特に今はコーンの最盛期。デミルズのトウモロコシ(Sweet Corn)はおいしいことで有名です。
そして、店のたたずまいはまるで西部劇の時代さながらの板張りのお店なので車を店の前に停めると100年ちかく昔の世界にワープしたような気がします。
サーモンアームの近くにはまだまだこうした素朴なお店が沢山あります。
この次は、私たちの工場の近くにある”D” Dutchmen Dairy Farmという人気のアイスクリーム屋さんもご紹介しますね。お楽しみに。
まるで西部劇の町のセットのような建物です。
これが国道1号線(Trans-Canada Highway)沿いの看板です。
店の入り口です。おじさん人形の足元には動物たちの餌が置いてあります。
ご自慢の無農薬野菜たち。
キッズたちに人気の顔出しパネル
「マシンカットログの含水率」
2010.08.09
今日は私たちのマシンカットログハウスに使われているログの含水率のことについてお話したいと思います。
木材の含水率というのは木の強度や、変形をおこす可能性に関わる重要な指数になります。一般的に木材は乾燥した方が強度は増し、使用後の変形の可能性が少なくなります。ということで、ログハウスに使用されているログの含水率は低い方が良いということになりますね。
含水率の求め方は、木材に含まれる水分の重さを、同じ木材を完全に乾燥させて一切水分を含まない状態の重さで除した数字を%で表示します。全乾重量100gの木材に、水分が15g含まれていると15%の含水率となります。
普通、「キルンドライ」と呼ばれている人工乾燥の2x4や2x6などのランバーは19%以下の含水率ということになっています。
レイクカントリーでは乾燥したBC州の北部で時間をかけてエアードライするため、この含水率はなんと13%台と低いものにすることができます。
実際にログの含水率を測るのは含水率計という装置を使い、2本の電極を木に突き刺して電流の抵抗値から測定します。写真に写っているのがこの含水率計です。
つまり、レイクカントリーのログは通常のキルンドライのランバーより乾燥しており、木の強度が強く、変形の可能性がとても低いということです。
「サイフォン・クリーク」
2010.07.31
以前にご紹介したサーモンアームで建設中のハンドカットログハウスの現場に行ってきました。メインのログハウスも屋根まで仕上がり全体の様子がわかるようになっています。
実は、このモデルは「サイフォン・クリーク」という名前のレイクカントリー・ログホームズのオリジナル設計のものです。名前もこの丘を流れる小川の名前から取っています。
湖を見渡す方向にいわゆる「スノー・プロウ」というスタイルで船の舳先のように飛び出しているのがおおきなリビング・ルームです。傾斜地に建っているので大きな地下室がログハウスの下に出来ています。
ダブルガレージとメインの建物との間のログ組は普通のノッチの他にピース・エン・ピースやブラインド・ノッチを使った興味深いものになっています。
玄関の上の屋根には大きなログのトラスが組まれています。
→ 「サイフォン・クリーク」の平面図はこちらからご覧ください。
サイフォン・クリークのFRONT VIEWとREAR VIEW
「Amy and Laker エイミーとレイカー」
2010.07.26
ここサーモンアームでは夏らしい天気が続いています。1年の中で最高の季節と誰もが思っています。
そして今日は、皆さんにエイミーとレイカーをご紹介したいと思います。Amyエイミーというのは私の奥さんの名前です。そして、Lakerレイカーというのは私たちの住む地域の言葉でレイクトラウトのことです。
この写真を撮ったあともちろん「レイカー」はリリースしてあげました。これくらいの魚を狙うときはダウンリガーを使ってトローリングします。
レイカーは水深40m以上の深い所に住んでいるので、ダウンリガーという重りのようなものをボートから水中につるしてそれに釣り糸をクリップしてトローリングします。ヒットするとリリースが外れて魚対釣り人の一騎打ちが始まります。
これも獲れたのは私たちの住むサーモンアームの面しているシュスワップ湖なのです。この湖にはアダムズ・リバーという川が流れ込んでいて、秋になると沢山のサーモンが遡上してくることでも有名です。
産卵期を迎えると体が真っ赤になるソッカイサーモンSockeye Salmon(ベニザケ)を間近に沢山見ることができます。
秋になったらまた皆さんをご案内しますね。
「Happy Canada Day! ハッピー・カナダ・デー!」
2010.07.18
7月1日はカナダ・デーと呼ばれる祝日でした。「カナダ建国記念日」とでも言うのでしょうか、カナダの建国を記念した国民の祝日です。1日おいて土、日と続くため、Long Weedendとして4連休を取る人も多いです。冬の長いカナダでは夏の休みというのは特に貴重ですからね。
我が家ではロング・ウイークエンドを取って湖の対岸にあるヘラルド・パークという州立公園でキャンプをしました。シュスワップ湖に面したこの公園にはビーチや、ピクニック・エリアさらには119台分ものオートキャンプスペースがあります。
公園の一部にはマーガレット・フォールズという滝もあって暑い夏にはこの滝までの古いシダーの森の中に出来ているトレールはとても人気です。滝から流れてくる渓流にそってひんやりしたトレールを歩くこと20分位でしょうか、滝壺に到着します。
そして、キャンプのお楽しみはなんといっても焚火です。夏、山火事が多くなると焚火禁止になることもありますが今年は今のところ大丈夫。アウトドアで焚火のまわりで飲み物をのんだりお話をしたり、カナダ人の大好きな時間です。
子供たちも焚火は大好きで、「マシュマロ焼」はこんなときならではのお楽しみです。私も息子のブラックストンと金属の串にマシュマロをさして「マシュマロ焼」を楽しみましたよ。マシュマロはそのままでも食べられますが焚火などでこんがりと焼くと中がクリーム状にとろけてとてもおいしいのです。みなさんも試してみませんか?
日本の工事現場からの写真(2)
2010.07.13
6月17日のスタッフブログでご紹介した日本の現場で建設の進んでいるマシンカットログハウスの進捗具合を知らせるメールがまた届きました。6月14日に組上げを始めたとのことですので、写真の日付7月8日まで3週間と少しということになります。さすがに日本の大工さんは仕事が丁寧なだけでなく早いですね。工事の進み方の早さはカナダ人にとっても見習うところがあります。
最初の写真は家のファサードですね。青いシートに隠れていますがデッキにはウエスタン・レッド・シダーという腐朽にとても強い木を使っています。
この日は天気が良かったのでログ壁や妻壁の塗装を行っていいたようです。ホワイトスプルースの白くてきれいな木肌は塗料ののりがとでもいいそうです。深い緑の木立ととても良いコントラストを見せていますね。
最後の一枚は室内の様子ですね。なんといっても目立つのはハンドカットログのふとい柱ですね。柱に使われている樹種は強度の大きさときれいな木目で知られるダグラス・ファー材です。ハンドカットログとマシンカットログを両方手がけるレイクカントリーログホームズならではの特別仕様です。
「サーモンアームのNO.1観光スポット!」
2010.07.06
7月に入って気持ちの良い夏らしい天気が続いています。
そこで、今日はサーモンアームのNO.1観光スポットをご紹介します。
サーモンアームはトランスカナダハイウエイというカナダの東西を結ぶ国道1号線に面しているため、
観光バスが立ち寄ることも多い町です。
そして、ここを訪れる人がかならず訪問するのが、シュスワップ湖に飛び出したワーフ(桟橋)です。
大きく弓なりに湖に飛び出したワーフの先はちょっとした広場のように広くなっており、
そこから階段で水面レベルにまで下りると、夏はハウスボートやプレジャーボートがいっぱいです。
また、こともたちが長いカヌーに乗ってドラムの音に合わせて櫓をこぐ
ドラゴンボートもさかんに行われています。一番上の写真にはドラゴンボートが写っていますね。
そして、2番目の写真に写っているのがシュスワップ湖名物のハウスボート。
このボートで広い湖の気にいった場所に停泊して食事や、湖水浴などを楽しみます。
最後の写真はワーフの付け根の部分にあるマリーンパーク。ここには屋外ステージもあって
夏にはブルーグラスやカントリーミュージックなどがライブで演奏されます。
「ただいま建設中!ハンドカットログハウスの様子」
2010.06.29
今日はここサーモンアームで建設の進んでいるハンドカットログハウスの様子をお知らせします。
ここでお見せするのはハンドカットログ製のダブルガレージの部分です。
入口には2つの電動ガレージドアが取り付けられる予定です。
帰って来た時は頭から車を突っ込んで、出かけるときはバックで…というスタイルがこちらでは多いです。
手前についている小さな屋根はガレージからの通路部分になります。
ここで靴を脱いで室内に入ることが多いです。
(カナダでも日本風に靴を脱いで室内に入るというのがかなり一般的になってきています。外ばきで家の中にはいると汚れやすいですからね。)
そして、大工さんたちが建っている部分がメインの建物が組上げられる部分です。
合板を貼った部分が室内で、板張りの部分はデッキになります。
現場においてあった図面を写真で撮ってみました。
東に向かって船の先端のように突出した部分がグレートルームと呼ばれるリビングエリアです。
最後の写真はガレージの中の様子。なかなか迫力がありますね。
「初夏のサーモンアーム」
2010.06.20
ここサーモンアームでは初夏のすがすがしいい天気が続いています。
我が家の庭ではブドウの木に小さな実が付き始めています。
このブドウは「ベビー・ヒムロッド」という種類でマスカットの
ような黄緑色の実になります。
種が無くまるごと食べれるので人気のブドウです。
収穫は8月ごろ。楽しみです。
次の写真が、再登場の息子のブラックストン。
家庭菜園を耕している(?)つもり。
この菜園には豆、トウモロコシ、ビーつ、トマト、
メロンなどなど少しずついろいろ栽培しています。
いずれも収穫まではまだ時間がかかります。
最後の写真は裏庭の全景。
西に面しているので夕方はこんな風に湖越しに夕日が沈みます。
とてもしずかで穏やかな時間が流れるひとときです。
「日本の工事現場からの写真」
2010.06.17
今日、メールで日本のお客様の工事現場からの写真を受け取りました。
4月に発注をいただき5月上旬に出荷したマシンカットログハウスですが
5月の末にはログハウスのキットを積んだコンテナーが日本に到着。
ログ壁の組上げは14日から始まったそうです。
そして、今日、15段のログウオールの全段が組上がったとのこと。
もう梅雨期に入っているため天候が心配されていたそうですが
いただいた写真では青い空に白い雲が見えますね。
組上がったばかりのログ壁を見ると私たちスタッフは感激しますね。
とくに、レイクカントリー自慢のホワイトスプルースの白い木肌と、
クラックのほとんどない壁面は私たちの自慢です。時間をかけて自然に
乾燥させたログならではの仕上がりなのです。
しかも、お値段はリーズナブル。ログハウスの完成が楽しみです。
これからも工事の進捗に合わせてどんどん写真を送っていただくようお客様にお願いしました。
次の写真をお楽しみに!
「小さなかわいい訪問者」
2010.06.14
我が家の庭先を訪問する小さな動物の代表は小鳥とリスですね。
すばしっこくてなかなか写真に収められないリス君ですが、
今日は子供たちが作った巣箱の中や、餌台のところでのんびり。
写真に収めることができました。
もう一枚の写真はフィンチ(Finch)という名前の小鳥です。
こんなに真っ白のは珍しいそうです。
私の持っている鳥の図鑑には載っていませんでした。
突然変異で色素が抜けてしまったような感じです。
「ブラック・ベアー」
2010.06.07
私の家はこのあたりでは普通の住宅地の一部にあるのですが、
家の建っていない茂みに隣接していることもあって、
いろんな動物がやってきます。
今日は家の近くまで寄ってきたブラック・ベアーの
写真をお届けします。
これはメスのブラックベアーのようで3匹の小熊(カブ)を連れていました。
家の中や車の中にいれば安心ですが突然出くわすとびっくりしてしまいます。
あまり家の近くに来ないように食品の生ごみなどは外に出しっぱなしにしない
よう注意しています。
サーモンアームの丘の上のログハウス
2010.05.28
私たちの住んでいる町「サーモンアーム」の小高い丘の上に
LCLHで建設したログハウスの自宅が何棟か建っています。
ログハウスはここカナダでは土地が広大なために周囲に自然が多い
広い場所に建てられることが多いですね。
今日はその中の一軒を訪ねたのでその時の写真をお見せします。
この家は、ウエスタン・レッド・シダーの6x8の角ログでメイン部分は
建てられていますが、車庫はポストアンドビームになっています。
傾斜のある土地に建っているので玄関から入って地下に降りると
そこは裏庭に面しています。
玄関をあけると広々としたリビング、ダイニング、キッチンになっていて、
部屋の真ん中には大きなハンドカットログの柱が大黒柱のように聳えています。
オーナーは敬虔なクリスチャンなのでログの一部を彫り込んで、十字架を飾っています。
案内してくださったオーナーの奥様はこの周囲を5km程度毎朝ジョギングする
スポーツレディです。
「レインボー・トラウト」
2010.05.24
私の最大の趣味はフィッシングです。
今日は天気も良く、会社が休みなので父とフライフィッシングにでかけました。
私たちの住んでいる町はシュスワップ湖という湖に面していますがここは釣りにも最適な場所です。
近くには他にも釣りに適した湖がいくつもあって釣り好きの私にはありがたいです。
(そんな場所に生まれたから釣りが好きになったかな?)
このレインボートラウト(ニジマス)はベビー・サーモンという種類のフライを使って釣りあげました。
写真を撮った後、リリースしてあげました。これは日本でもそうだと思いますが
釣った魚は自分たちが食べる分だけ手元に残してあとはリリースしてあげます。
「愛犬セイコーと鹿」
2010.05.15
我が家の愛犬はコッカースパニエルの「セイコー」。
オス3歳です。いつも子供たちのいい遊び相手です。
ところが、今日はなんと庭先へ遊びに来たシカ君を遊び相手に戯れていました。
鹿が庭に現れること自体はめずらしくないのですが、セイコーが鹿といっしょに戯れているのを見るのは
初めてでちょっと驚いてしまいました。
「ティム・ホートンズでランチ!」
2010.05.5
こんにちは。今日は日本では子供の日ですね。
ここカナダでは残念ながら普通の水曜日です。
今日はたまたま遠くからのお客様
(私たちの町から北へ1000km位のところから車で来てくれました)
だったので、すべてのカナダ人が大好きなお昼のスポットへ出かけました。
お店の名前はTim Hortons。
このお店、有名なカナダ人アイスホッケー選手が始めたチェーン店です。
カナダに暮らしたことがあるひとなら誰でも知っていますよ。
マクドナルドやケンタッキーフライドチキンは
アメリカからのお店ですが、ここだけは純カナダ産のお店です。
ここは、コーヒーやドーナツ、ベーグルやサンドイッチといろいろ
あって私も大好きなお店です。
で、今日食べたのはランチメニューのチリとホームメイドのパンに、
コーヒーとデザートのドーナツ。
全部いれて4ドル75セント(およそ450円)おいしいですよ。
「小鳥の巣箱?いいえ、リス小屋です」
2010.04.23
これも我が家の庭先での写真です。
デッキの柱の上に載せてあるのはちょっと
実は小鳥用に私の父が作った巣箱なのです。
ところが、実際にここに住んでいるのはなんとリス君です。
すばしっこくてなかなか写真には収められないのですが、
今日は息子のブラックストンが巣箱の前でポーズを取ってくれました。
ちなみに彼が着ているのはBC州ではだれもが応援している
バンクーバー・カヌックスのトレーナーです。
「新緑がまぶしい季節です」
2010.04.21
今日の天気は最高でした。
日中の気温は21度まであがって
Tシャツ一枚で気持よい温度です。
LCLHの周りは木々の新緑がきれいになってきました。
会社の前にはトランスカナダハイウエイが走っているのですが、
それに平行してローカルの人たちが使う道路があります。
ここは車の通行もまばらなので、道路の真ん中に車を一時停止させて
遠くに見える山の写真を撮ってみました。
これは、ここから60kmほど先にあるレベルストーク山です。
海抜が2000m近くの山頂はまだまだ雪をかぶっています。
でも、ここレイクカウントリーの周辺は新緑でいっぱいです。
「Nuthatch ゴジュウカラ」
2010.04.13
今日も良い天気です。
我が家の裏庭からは湖が見渡せます!
シュスワップ湖という名前で沢山のアーム(細く伸びた水面)があるんです。
庭にあるダグラスファーの幹に取り付けた餌台に
今朝はNuthatch君が遊びに来てくれました。
この小鳥はなぜかいつも地面の方に頭を向けて、
つまり逆立ちの状態で木の幹をコツコツやっているんです。
なんでも逆さまになって木肌を下りてくるときに
キツツキなど上向きで木に止まる鳥が
見落とすような餌を見つけやすいのだとか。
(日本ではこの小鳥はゴジュカラといいます)
こんなに近づいても逃げようともしない。
でも、ちょっとでも手を動かすとすばやく飛んで行ってしまいます。
「トリ小屋」
2010.04.08
今日は我が家のトリ小屋をご紹介します。
トリ小屋といっても、仕事柄ついついログハウスで作ってしまいました。
やっぱり鶏にとってもログハウスは快適なんでしょうね。
おかげ様で今日も沢山の卵を産んでくれました。
自家製の卵は味がとてもいいんですよ。
「ここがレイクカントリーログホームズです」
2010.04.01
みなさん今日は。レイクカントリーログホームズ社の副社長兼営業部長のジェイミー・ジャベーです。
私はフランス系のカナダ人ですが、生まれはここブリティッシュ・コロンビア州です。
したがって、フランス語は全く話せませんのでご安心ください。
今回、レイクカントリーログホームズの日本語ホームページの開設にあたって、
日本の皆さまに私たちのことを知っていただくためにスタッフ・ブログも同時に立ち上げました。
まず、今日は私の仕事をしているオフィス兼ショールームを写真にてご案内します。
今日の天気は晴れ。気持ちのいい春の気候です。
事務所の前の駐車場からはまだ雪をかぶった山々が見えます。カナダっぽいですね。
私の仕事は、皆さまからの見積もり依頼にお答えしたり、注文を確認したり、出荷のご案内をしたり等など皆さまと密接に連絡を取らせていただくことです。どうぞよろしくお願いします。